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受験生必見!世界史を超速で概観する!①古代の影響を多分に受けた「近代」

私たちは日々暮らしている中で、色々な形で圧力というものを感じています。日本国内で暮らしているはずなのに、日々のニュースはトランプがああ言った、金正男が殺された、韓国政府はそれに対し、、と、国外の事ばかり。日本のニュースと言えば連日、清水冨美加か豊洲がツートップです(笑)

 日本人の我々が、トップニュースでアメリカや北朝鮮の報道を受容しているということが、日本人が世界史を学ぶ必要性を物語っています。知識ゼロからでも分かるように世界史を概観いたしました。世界史はどうしても西欧諸国中心の歴史になってしまいますが、その原因の一つが彼らのキーワードでもある「パワー」「圧力」です。

 あの圧倒的なパワーがどこから生まれてきているのか、力の源泉はどこかを考えてみると「近代化」というものの姿がよく見えてきます。しかし、そもそも「近代化」とはなんでしょうか?世界史を学習するうえで避けては通れないテーマです。

 まず、現在のヨーロッパの柱は古代ギリシア・ローマだという理解が必要です。正確に言うと、古代エジプトをも含んだギリシア・ローマ、つまり地中海文明がヨーロッパの原点なのです。

 地中海文明の特徴は「加速せずにはいられない」というものです。地中海文明をまとめあげる形で成立するローマ帝国の、あの止めどない拡大にその特徴はよく現れています。その影響が急速な近代化を生み、そして今や世界中の国々が、「加速力」に追われているのです。ライト兄弟が人類初の発動機付き飛行に成功したのが1903年。アポロ11号が月に着陸したのが1969年。空を手にしてから宇宙に飛び出すのに70年かかってないんですから、この加速力はハンパじゃない!この「もっと、もっと」というプレッシャーこそ、欧米から感じている圧力の正体なのです。

 さて、古代ギリシアを理解するキーワードは、なんと言っても「直接民主政」です。古代ギリシアでは、紀元前八世紀頃から「ポリス」という都市国家が成立しました。紀元前五世紀頃になるとアテネは、国内で徹底した市民による直接民主政を実現させていきました。

 ギリシアの後を引き継ぐように地中海世界の覇者となるローマも、ギリシアとは少しかたちは異なりますが、やはり民主主義を継承していきます。ローマの建国も、最初は王を戴く部族的な国家でした。王の任期は終身でしたが世襲的なものではなく、民会の選挙で選ばれた者が王となるという、極めて民主的なものでした。その後、紀元前509年に王を追放し、ローマは共和政へと変わっていきます。執政官(コンスル)が、選挙によって貴族の中から2名選出され、軍民の最高官として政治を担いました。同時に貴族の高位公職経験者からなる元老院が存在し、執政官を指導する立場として、大きな決定権をもって政治に関与していました。この共和政時代は長く、カエサルの独裁を経て、紀元前二七年にオクタヴィアヌスが元老院の承認を得て、アウグストゥスの称号で皇帝になるまで、五〇〇年近く続きます。ローマの版図が広がり帝国となっても、三世紀までは「元主政(プリンキパトゥス)」という、共和政の伝統を重視した元老院と皇帝による共同政治が行われます。その後ローマは、二八四年に帝位に就いたディオクレティアヌス帝以降、専制君主化し帝国も崩壊していくのです。

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