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得意科目と苦手科目~1点の価値~

試験が難関になればなるほど、1点が合否を分けるようになります。

だからこそ、「その1点」を挙げるために勉強を重ねるわけですが、実は、1点の価値は平等ではありません。1点の価値は、費用対効果で測るべきです。

例えば、A君が数学30点、英語80点、国語70点取っているとしましょう。合格点は3教科合計で200点です。この時、A君はどの科目を勉強するべきでしょうか?

答えは数学です。既に8割取っている科目の点数をさらに10点上乗せするのに必要な努力を10とすると、現在3割しか取れていない科目の点数を10点プラスする努力は、2~3で済みます。受験はあくまでも総合点での勝負ですから、得意科目を作るよりも、苦手科目を作らない方がずっと効率的な受験対策になります。

つまり、最も費用対効果の高い1点をもたらす数学が、A君の場合、最も価値の有る1点になるのです。

ただし、例外も有ります。それは、現代文・歴史・生物の点数が低い場合です。これらの科目は、短期攻略が難しい科目のトップ3です。これらの科目は、直前期になっても足を引っ張っている場合は、次に苦手な科目の対策にシフトした方が賢明かもしれません。逆に言えば、これらの科目は早いうちからの対策が必須という事でも有ります。ちなみに、点数を上げやすい科目のトップ3が、古文漢文・倫理政経・数学です。

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